保健福祉~保健・医務室向け備品、保健福祉指導用教材、介護予防器具~
熱中症事故の予防対策に!WBGT
さまざまな感染症や食中毒などの感染経路には、せきくしゃみによってまき散らされたウイルスを吸って感染する「飛沫(ひまつ)感染」や、飛沫の水分が蒸発して残った飛沫核という小さな粒子を吸収することによって感染する「空気感染」、ドアの取っ手や電車のつり革などに付着したウイルスを手で触り、自分の鼻や口などに触れると感染する「接触感染」があります。皮膚には、私たちと共存する常在菌のほかに、接触により付着するMRSA等の病原性細菌と呼ばれている通過菌が存在します。手を十分に洗わずに接触するとその通過菌をうつしてしまい、「接触感染」の原因になります。それらを防止するためには、手洗いによって日常的に感染症予防を行うことが大切です。
下の図は、手洗い洗い残しが発生しやすい部位を示したものです。特に指先は手洗いが不十分になり感染リスクが高いので、ていねいな手洗いが必要です。