「児童生徒の健康診断マニュアル(平成27年8月25日改訂)」について平成27年8月25日に「児童生徒の健康診断マニュアル」が一部改訂されました。視力検査については、①0.3視標からの測定開始を原則とすること(旧マニュアルは1.0視標から)、②判定方法を3/4判定にすること(旧マニュアルは2/3判定)が明記されています。 新マニュアルに対応した視力検査器について 学校向けの視力検査器には、「児童生徒の健康診断マニュアル」に沿った手順でスピーディに検査が行えるよう「自動測定モード」が搭載されています。しかしながら、旧マニュアルに準拠した自動測定モードを搭載している視力検査器では、新マニュアルに沿った自動測定を行うことはできません(手動測定モードで任意の視標を提示することにより、新マニュアルに沿った検査を行うことは可能です)。 ヤガミでは、新マニュアルに沿った自動測定モードを搭載した視力検査器を新たにご用意しております。
・ABCD視力検査器 YCL-2(新マニュアル対応品) ・370視力検査器 YCL-SV(新マニュアル対応品)
※平成16年5月以前に製造されたYCL-2/-SVは旧マニュアル準拠品です。上記の新マニュアル対応品と品名・型式・外観が同一であるため、お間違えのないようご注意ください。
YCL-2/-SVの新マニュアル対応・非対応の見分け方
お手持ちのYCL-2/-SVが、新マニュアルに対応しているかどうかが不明な場合は、リモコンをご確認ください。新マニュアル対応品のリモコンには、下部に黄色いラベルが貼付してあります。リモコンにラベルが貼付されていない場合は、旧マニュアル準拠品です。 新マニュアル対応モデルと旧マニュアル準拠品の違いは、自動測定モードで初期提示視標を設定できるかどうかです。
・新マニュアル対応モデル:初期提示視標を「1.0」か、「0.3」か設定できます(初期設定は「1.0」です)。 ・旧マニュアル準拠品:初期提示視標は「1.0」のみです。
※両モデル共に、判定基準の設定は可能です(「2/3判定」又は「3/4判定」)。
旧マニュアル準拠のYCL-2/-SVをお使いの方へ
視力検査器YCL-2/-SVは、自動測定モードのプログラムをリモコン側に搭載していますので、新マニュアル対応リモコンをお買い求めいただき、交換することで新マニュアルに対応させることが可能です。視力検査器本体を買い換える必要はありません。
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